きれい・ねっととご縁をいただき、まことにありがとうございます。 


きれい・ねっとのご本と初めて出逢ってくださった方
また、きれい・ねっとにてご本づくりをご検討くださる方へ
ちょっぴり変わった出版社である弊社のことを
知っていただきたく、このページをつくらせていただきました。
ぜひご一読たまわれましたら幸いです。
右も左も分からない主婦であった私、山内尚子が
始めさせていただいた出版社きれい・ねっとも、
2015年には8周年を迎えさせていただきます。
発刊書籍は150冊を超え、ぜひご一読いただきたい書籍も数を増やし、
この度目録という形で
皆さまにご紹介をさせていただくことといたしました。
(ご入用の方はぜひご連絡くださいませ。
 送料がかかりますがお届けさせていただきます。
 ご本とあわせてのお届けの場合は送料はかかりません)
これまでつながってくださった皆さまに
心より感謝申し上げますとともに、ぜひお楽しみいただき、
お気に入りの一冊と出逢っていただけましたら幸いです。
さて、ちょうど今から5年前、3周年の目録に
弊社の本づくりへの想いやコンセプトを知っていただこうと、
ご挨拶文を書かせていただき、
これまではそれを変わらぬ想いとしてお配りしてまいりました。
当時お知らせする度に皆さまが驚かれた、
未曽有の出版不況であるにもかかわらず、
1日の総発行部数は雑誌等も含めて
10万部単位であるという現状は今も続いています。
ただ、大きく変化したのは、
このうち当時40%前後と言われていた
廃棄処分となる返本率が50%前後まで上昇しているということ。
相変わらず書店に行けばうなるほどの本が並び、
文化文明を支えるはずの書籍が、
薄利多売という資本主義に飲み込まれ、
信じられないほどのゴミとなって環境破壊につながることになっている。
この現状はさらに進行していると言わざるをえません。
思いがけず出版社を立ち上げた当初、
大好きだった本をつくる立場となってワクワクしながら
一歩を踏み出した私は、この現実に愕然とすると同時に、
資本力や広告宣伝能力のある大手出版社の作品でなければ、
書店に並べられることすら難しいという事実にも直面しました。
最初の3年間、私はその業界の中で
なんとか活動を軌道に乗せようとしてきました。
大手出版社と対抗しようとしたり、
経費を安くするために大切な業者さんと言い争ったり、
定価を上げて読者さまに負担を強いたり、
著者さまに高額のご負担をお願いしたり、
不本意なことばかりが必要となりました。
そして最後に、誰にも読まれずに
返本された本の山を見たときには、涙が出ました。

そして、思ったのです。「もう、戦いたくない」と。

本は、たくさん「売れる」ことが目的で書かれるものではないはずです。
伝えたい想いを大切に、必要な冊数をつくり、
必要な方のところにちゃんと届くことこそ大切なのではないか。
問題だらけのこの仕組みの中で勝ち残っていくことではなくて、
その仕組みがないのなら、表現する側も読む側も一緒になって、
本が大好きな人たちとともに、きれい・ねっとが新しく創ればいい。
こうして試行錯誤を始め5年がたったいま、
周りの景色は確実に変わりました。
「きれい・ねっとの本だから求めたい」という
多くの読者の皆さまに支えられ、
やがて大手出版社から
何冊もベストセラーを出されているような著者さまから
「きれい・ねっとさんに本をつくってほしい」と
企画のご依頼をいただけるようにまでなっていったのです。
そんな幸せの中でご本をつくらせていただいていたあるとき、
著者さまのお一人からこう言われて、私はハッとしました。

「あなたは満足しているようだけれど、
 あなたがやっていることが大きく広がらないのなら、
 世の中は変わらないのではないですか?
 ご自身に制限をかけず、どうぞ出版業界を、
 いえ世の中を変えてください」

まるでそのタイミングにあわせるように、
大好きなミラクルアーティストのはせくらみゆきさんが、
きれい・ねっとの想いを表現した
ロゴマークを届けてくださいました。
そして、そこにはすばらしい形態波動とともに、
こんなメッセージが添えられていました。
 


あなたと私とこの星と きれいでつながるよろこびの輪

なんと、きれい・ねっとは
この星のみんながつながるほどの
大きなよろこびの輪を広げていくというメッセージでした。
涙があふれました。
すばらしい世の中をみんなで想造していくために、
私は私にできることがしたい。心からそう思いました。
いま、ほんの小さな一歩から始まった
「田舎の小さな出版社」の冒険は、
新しいステージを迎えようとしています。

でも、変わらないのは「みんなが主人公」の合言葉。

著者さまが人生の主人公として自由に表現された
「今ここ」の想い・情報を、
読者さまが人生の主人公として自由に選択し、
「今ここ」を生ききるためにご活用いただくことができる、
そんな本来の書籍の役割を果たすことを
目指すことに変わりはありません。
きれい・ねっとは恐怖ではなく
愛に満ちた真実の情報、魂からのメッセージ、
大激変の「今ここ」を生きていく道しるべともなる言霊を紙に乗せ、
皆さまのもとへお届けいたします。
未来を創るのは、誰でもない私たち一人ひとりの意識です。
愛あふれすべての生命輝くミロクの世を、
ご一緒に楽しく軽やかに実現させていきましょう。

2014年10月8日 時満ちた月蝕の日に
         株式会社きれい・ねっと 代表 山内 尚子 拝